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川崎重工、性能解析システム搭載の新造船引渡し

2020年4月24日 (金)

▲ロイヤルオリオン(出所:川崎重工)

ロジスティクス川崎重工は24日、レオオーシャンエス・エー社向けに建造していた、ばら積運搬船「ロイヤルオリオン」を引き渡したことを発表した。

同船は、推進・燃費性能の解析と監視、主機関の性能解析用として、LNG船以外で初めて「船舶運航管理支援システム」を搭載。4基の30トンデッキクレーンと、穀類、石炭、鉱石、鋼材などを搭載可能な5つの船倉を装備している。

また、排気ガスの中から硫黄酸化物(SOx)を除去する「SOxスクラバー」と省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載することで、環境にも配慮した。

ロイヤルオリオン概要
全長:199.9メートル
長さ(垂線間長):197メートル
幅(型):32.24メートル
深さ(型):18.6メートル
満載喫水(型):13メートル
総トン数:3万793
載貨重量:6万1170トン
貨物倉容積:7万7539立方メートル
主機関:KAWASAKI-MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関×1基
連続最大出力:8130キロワット×108回転/分
航海速力:14.5ノット
乗船定員:25人