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川崎重工、ばら積船「ベルゲトロナドール」引渡し

2020年4月21日 (火)

▲ベルゲトロナドール(出所:川崎重工)

ロジスティクス川崎重工は21日、中国・大連中遠海運川崎船舶工程で建造していた、ばら積運搬船「ベルゲトロナドール」を船主のスカイトランスオーシャンへ引き渡したことを発表した。

同船は穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物を搭載可能な5つの船倉と4基の30トンデッキクレーンを装備しているほか、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、抵抗の少ない滑らかな船首形状や推進効率の高い形状のプロペラなどを採用したことで、燃費が向上している。

「ベルゲトロナドール」の概要
全長:199.9メートル
長さ(垂線間長):197メートル
幅(型):32.24メートル
深さ(型):18.6メートル
満載喫水(型):13メートル
総トン数:3万4629
載貨重量:6万1087トン
貨物倉容積:7万7539立方メートル
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関×1基
連続最大出力:8130キロワット×108回転/分
航海速力:14.5ノット
乗船定員:25人