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安田倉庫、物流網拡充で今期も増収見込む

2020年5月11日 (月)

財務・人事安田倉庫が8日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高466億4900万円(前期比1.1%増)、営業利益34億7000万円(2.4%減)の増収減益で着地した。

物流部門では、新規取引や既存顧客の取引拡大による施設の稼働率向上と倉庫・輸配送ネットワークの拡充で保管・陸運収入が増加。部門売上396億8600万円(0.1%増)、部門利益32億600万円(1.5%増)で増収増益を確保した。

不動産部門も、既存施設が高い稼働率を維持し、大規模な施工工事の受託があったことから、増収増益だった。

一方で、事業拡大に伴う関連施設・設備における減価償却費や物流施設取得に伴う租税公課などの営業費用が増加したことにより、全体の営業利益は減益となった。

今期は、新規施設の稼働や倉庫・輸配送ネットワークの拡充など事業基盤の強化により、売上高は7.2%増の500億円を見込むが、物流施設の拡充に伴う営業費用の増加などにより、営業利益は28%減の25億円を見込む。