ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東部ネット、西日本の物流網拡充で貨物運送増収

2020年5月11日 (月)

財務・人事東部ネットワークが8日に発表した2020年3月期決算は、売上高126億300万円(前年同期比1.6%増)、営業利益6億5200万円(7.7%減)となった。

飲料輸送は需要低下によって輸送量が伸び悩んだものの、3PL事業強化に向けた「東部神戸物流センター」の稼働など、西日本地区の物流網拡充が東日本地区の減収分を吸収した。一方、セメント輸送は国内の販売量減少と大口取引先の終了が影響して減収となった。

貨物自動車運送事業の部門売上は5.1%増の86億2200万円だったが、部門利益は繁忙期の営業費用と新センターの立ち上げ費用が影響し、7.4%減の3億2900万円にとどまった。

2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業績への影響を現時点で合理的に算定することが困難であるとして、未定とした。