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ワコン、3温度帯商品を一緒に積める保冷ボックス

2020年5月29日 (金)

サービス・商品物流機器メーカーのワコン(和歌山県紀の川市)は29日、同一容器内に冷凍・チルド・ドライ商品を積み込める保冷ボックス「クールワン・マルチパック」を開発したと発表した。

▲内部のイメージ(出所:ワコン)

同製品は、35リットルの容器内を温度帯の異なる3空間に分けられる仕様となっていて、要冷凍の商品は幅を調節できる「可変シッパー」に包み、チルドとドライの空間は間仕切りで分ける。

実験では、マイナス15度以下の冷凍、マイナス1度以上5度以下のチルド、5度以上15度以下のドライをそれぞれ9時間保つことを確認。冷凍はマイナス18度以下の設定でも7.5時間保つことができるという。

また、専用の保冷剤を使用し、従来の冷凍品配送に多いドライアイスの使用がないため、環境にやさしく、低コストの運用が可能。9秒で折畳み、組み立てられることも特徴で、市販の折畳みコンテナとの段積みにも対応する。