ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

山九、タイに定温併設の基幹物流拠点開設

2020年6月1日 (月)

国際山九は1日、タイに倉庫面積1万平方メートルの物流拠点を開設したと発表した。同国主要港湾と国際空港に1時間以内で到達できる立地が特徴で、既存倉庫と一体運営して取り扱う貨物の幅を広げ、タイの同社基幹拠点に位置付ける。

山九タイ現地法人の山九タイ社が新拠点「山九アマタナコンフレイトセンター」を開設した。同国東南部にあって日系企業が多く進出する工業団地「アマタシティチョンブリ工業団地」に隣接し、敷地面積は4万6400平方メートル。バンコク港へ車で1時間、レムチャバン港やスワンナプーム国際空港には1時間以内圏に立地する。

2013年に開設した隣接倉庫(倉庫面積9875平方メートル)と一体的に運営し、対応可能な貨物の種類を広げながらサービス品質も高める。空調製品、部品、自動車部品、化成品などの一般貨物を取り扱う。建物内に摂氏22度から28度の範囲内で保管管理が可能な定温スペースを設け、温度管理が必要な食品や高機能部材といった多様なニーズに対応する。

■山九アマタナコンフレイトセンターの概要
所在地:89 Moo1, Tambol Panthong, Amphur Panthong, Chonburi, Thailand
開設日:2020年6月1日
敷地面積:4万6400平方メートル
倉庫面積:9939平方メートル
構造:平屋・鉄骨作り
定温スペース:1071平方メートル
事務所棟:360平方メートル
取扱品目:空調機器、部品、自動車部品など