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日本郵船、海上気象観測で3年連続の表彰

2020年6月8日 (月)

▲尾張丸(出所:日本郵船)

認証・表彰日本郵船は8日、同社が運航する鉱石船「尾張丸」が海上気象の観測通報に協力し、気象業務の発展に寄与した功績が認められ、気象庁から表彰されたと発表した。

海洋上の気象データは、海洋面積の広さから収集できるデータが少なく、気象観測上の一種の盲点とされているため、WMO(世界気象機関)では航行中の船舶に気象観測データの収集を奨励している。風向、気圧、気温、水温、うねりの高さ、雲の種類と高低など、船舶によって収集された気象データは世界中に配信されている。

今回表彰された「尾張丸」は、2007年に竣工し、年間160万トンの鉄鉱石を主にオーストラリアから日本へ輸送している船舶で、尾張丸の表彰によって、同社では3年連続の表彰となった。

同社では「表彰を励みにより一層の安全運航に努め、引き続き海洋上の気象情報提供に協力する」とコメントしている。