日本郵船、砂鉄運搬船が気象観測貢献で表彰

ロジスティクス日本郵船は18日、同社が運航するスラリー式砂鉄運搬船「TAHAROA DESTINY」（タハロア デスティニー）が、長年にわたり海上気象の観測通報に貢献し、気象業務の発展に寄与した功績が認められ、気象庁長官から表彰されたと発表した。

国土交通大臣と気象庁長官は、海上気象または海洋観測・通報などを行っている船舶に対して毎年表彰している。日本郵船は、2005年には運航船3隻が国土交通省大臣表彰と気象庁長官表彰を受賞している。

今回表彰されたタハロアデスティニーは、12年に竣工し、年間120万トンの砂鉄を主にニュージーランドから中国と日本へ輸送している。

■「TAHAROA DESTINY」概要
全長：290.4メートル
全幅：45メートル
夏期載喫水：18.314メートル
総トン数：9万267トン
載貨重量トン数：17万5522トン
管理会社：NYKシップマネジメント社