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郵船ロジ、SC最適化ソリューション提供に本腰

2020年6月9日 (火)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは8日、サプライチェーンの全体最適を可能とする革新的なソリューションの提供を新たに同社の注力分野に位置づけると発表した。

同社は、顧客が絶えず変化する国際貿易の事業環境に対応するのを支援するため、適切な品目コードの検証、調達コストの予測分析・試算、最新関税率・原産地規則・マーケットの情報提供、取引禁止対象者に対するスクリーニング――などの機能を盛り込んだ「物流支援ソリューション」を2019年3月に提供開始。同年12月には、貨物追跡、輸送在庫把握などの機能を単一プラットフォーム上で提供し、サプライチェーン全体の可視化と業務効率向上に貢献する「Yusen Vantage」(郵船バンテージ)の運用を開始している。

新たに注力分野となった「サプライチェーン・ソリューション事業」では、複雑なサプライチェーンの一元管理を求める顧客に対し、こうしたソリューション群を用いて最適なシステムを構築、提供していく。

なお、同社はこの事業を担う組織として、既存の2組織を統合した「ビジネスデベロップメント・アンド・サプライチェーンソリューショングループ」をことし4月に設立している。

郵船ロジ、新基盤システムでSCMをサポート