
▲東京港海の森トンネル(出所:東京都)
国内東京都と関東地方整備局はこのほど、中央防波堤外側コンテナふ頭へのアクセスを改善する目的で整備が進められていた「海の森大橋」と「東京港海の森トンネル」が20日に開通することを発表した。

▲完成パース図(出所:東京港)
中央防波堤外側コンテナふ頭は、3つのバースを備える東京港で最も新しいコンテナふ頭で、延長230メートルの岸壁にクレーン3基を備えるY1バースは上組が、延長400メートルの岸壁にクレーン3基を備えるY2バースは三井倉庫、日本通運、住友倉庫、山九による連合体が借り受けている。Y2バースと2024年度に整備完了予定のY3バースは、1万4000TEU級の大型船に対応するため、東京港で初めて水深16メートルの高規格バースとして整備されている。
東京港では、昨年6月に国道357号線「東京港トンネル」が開通したことで東西方向のアクセスを改善。今回の開通により南北方向のアクセスも改善される見通しで、中央防波堤外側コンテナふ頭背後の車線拡張も進められている。