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トルビズオン、Googleクラウド技術で「空のDX」展開

2022年6月10日 (金)

ロジスティクス上空シェアリングサービス「sora:share」(ソラシェア)を提供するトルビズオン(福岡市中央区)は9日、スタートアップ企業を⽀援する「Google for Startups(グーグル・フォー・スタートアップ)クラウドプログラム」に採択されたと発表した。

トルビズオンは、プログラムへの採択を受けて、今後のシステム開発にGoogle Cloud(クラウド)の先進的なクラウド技術を活⽤するとともに、特許技術であるドローン空路管理プロトコル「スカイドメイン」の表現に活⽤可能なGoogle Maps Platform(グーグル・マップ・プラットフォーム)のさらなる利⽤を推進する。

▲ソラシェアのサイトで利用中のGoogleマップ(出所:トルビズオン)

ソラシェアはドローンの安全な⾶⾏を支援するサービスで、2018年10⽉に提供を開始した。ドローンが⾶ぶ地点を3次元の住所(ドメイン)で管理して「地権者合意」をつなぎ合わせることで、ドローン配送⽤の空の道をつくるプロジェクト「Sky:Road」(スカイロード)や、⼟地所有者とドローンユーザーをつないでドローン空撮・練習用の空域を確保する「Sky:Market」(スカイマーケット)を提供。ドローン空域管理のためのメタバース構築、いわゆる「空のDX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現を目指している。