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佐川急便、東京・神田の複合施設で館内物流受託

2020年6月15日 (月)

ロジスティクス佐川急便は15日、東京・神田で9日に開業した複合施設「KANDA SQUARE」(神田スクエア)の館内物流管理業務を開始したと発表した。

「KANDA SQUARE」は、1階に商業ゾーン、2階に多目的ホール、3階に貸会議室、5階から21階にオフィスゾーンを持つ複合施設で、佐川急便は全フロアの館内物流を担う。

同社は建物が竣工した2月から8月までは入居企業の初期搬入管理や内装工事に伴う車両誘導、駐車場管理を行うとともに、荷捌場管理、共用部保全管理、宅配便取次業務を順次開始する。

荷捌場管理では、事前申請もしくは物流管理センター受付にて許可を受けた車両のみを認めることにより、効率的な荷捌場管理を実現。待機車両や周辺地域の混雑を緩和するほか、CO2排出量の低減やセキュリティの強化にも貢献する。

共用部保全管理では、搬出入会社の導線管理のほか、養生が必要な搬出入の指導、館内で使用する専用台車の貸し出しや管理を行う。宅配便取次業務は、宅配便事業者からの荷受けや仕分け、テナント各社への配達、館内の集荷、宅配便事業者への引き渡しまでを同社の館内配送スタッフが代行する。