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トッパンF、大規模案件取込へ中部2拠点を再編

2020年6月15日 (月)

荷主トッパン・フォームズは15日、データプリントサービスやプリント関連業務の一括アウトソーシングの受託体制強化を目的に、トッパン・フォームズ東海の名古屋工場(愛知県清須市)とトッパン・フォームズ・サービスの中部流通センター(同市)を移転・再編し、愛知県愛西市に都市近郊型アウトソーシングセンターとして「名古屋センター」を新設すると発表した。

▲名古屋センターの外観(出所:トッパン・フォームズ)

中部エリアではプリント関連業務をすべて外部に委託する一括アウトソーシングへのニーズが高まっていることから、同社は大規模案件にも対応できるスペースを新センターに確保。全方位カメラ監視や非接触ICカード・生体認証を用いた入退場管理、エリアごとの入室制限などを採用し、受託体制を強化する。

同センターに併設・移転される「中部流通センター」では、昨年10月に新設した袋井工場・袋井物流センター(静岡県袋井市)と連携し、生産効率・物流効率の向上、在庫管理の最適化などに取り組む。今後、両センターは10月から部分稼働を開始し、2021年1月から本格稼働する。

名古屋センター・中部流通センターの概要
所在地:愛知県愛西市南河田町
敷地面積:1万68平方メートル
延床面積:1万3828平方メートル
稼働開始:2020年10月