トッパン・フォームズ、中国事業を強化

拠点・施設トッパン・フォームズは12日、中国の地元企業と合弁で広州市（広東省）に、「広州トッパン・フォームズ情報技術有限公司」（広州TF）を設立し、12月から営業を開始すると発表した。

日本、香港からの進出企業や金融機関、サービス業、小売業を中心とした地元企業をターゲットに、経済発展の著しい華南地方で販売活動を展開する。

合弁パートナーはコールセンター用機器の販売やソフトウェア開発、コールセンター業務受託、ダイレクトメール周辺業務受託で実績のある広東華亨電信設備有限公司で、広州TFの資本金は1000万元（約1億3500万円）、出資比率はトッパンフォームズが60％、広東華亨が40％とする。

広州TFでは、ビジネスフォーム、データ・プリント・サービス（DPS）だけでなく、ビジネス・プロセス・アウトソーシングや、RFIDなど、幅広い事業領域を開拓していく。また、既に拠点のある北京、上海とともに、中国沿岸部を中心とした成長市場で事業展開を図る。