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楽天、千葉・習志野で1.8万坪物流センター稼働

2020年6月16日 (火)

EC楽天は15日、同社の総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の新たな物流拠点として、千葉県習志野市で「楽天フルフィルメントセンター習志野」を稼働させたと発表した。

▲楽天フルフィルメントセンター習志野が入る「ランドポート東習志野」(出所:野村不動産)

楽天スーパーロジスティクスはEC市場の拡大を背景に、これまで千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市、大阪府枚方市でフルフィルメント作業拠点を整備し、東西の大都市圏をカバーする出荷体制を構築してきたが、ことし中に既存の物流センターが満床となることから、関東で3拠点目を新設。尼崎市の施設は関通が運営を受託しているが、新設拠点を含む5拠点は自社で運営する。

新センターでは、既存の物流センターで培ってきたマテハンシステムや庫内オペレーションのノウハウを生かし、さらなる効率化・省人化に取り組むほか、楽天が運営する配送サービス「楽天エクスプレス」の仕分け・出荷・配送拠点としても活用する。取材に対し同社広報は、具体的な効率化・省人化の取り組みは開示していないものの、「現時点では完全自動化が最善というわけではない。人と機械のベストミックスによって省人化・効率化を実現していく」と話した。

楽天は、今後も楽天スーパロジスティクスの物流拠点を順次拡大していく方針を明らかにしている。

新設拠点の概要
名称:Rakuten Fulfillment Center Narashino
入居先物件名:Landport東習志野
所在地:千葉県習志野市東習志野7-3-1
稼働開始:6月15日
賃借面積:1万8000坪