拠点・施設メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2日、千葉県習志野市に新たな部品物流拠点として習志野事業所を開設、同日から本格稼動したと発表した。
習志野事業所には部品センター、テクニカルセンター、トレーニングセンターを移設し、東京都港区六本木のMBJ本社からサービス・パーツ部門を移転した。これによりアフターセールスの全機能が新しい事業所に効率的に集約されたことになる。トレーニングセンターではメルセデス・ベンツ正規販売店のスタッフを対象としたトレーニングを行う。
同社では「最新の部品センターは、メルセデス・ベンツ正規販売店や顧客へのパーツ物流サービスの大幅な向上に寄与し、新しいテクニカルセンターはMBJの日本での技術力をさらに強固なものとする」と新拠点の利点を強調。
また、同社のマークオリバー・ナンディ・サービス・パーツ部門担当副社長は「習志野は、関東地方はもとより成田、羽田の両空港や主要な港湾へのアクセスが非常に優れており、輸入や配送などの物流ハブ拠点として魅力的なロケーション。部品センターでは、関東地方への配送が1日あたり複数回可能となることから、リードタイムを短縮し、顧客満足の向上が期待できる」と話している。
■習志野事業所の概要
名称:メルセデス・ベンツ日本習志野事業所
住所:千葉県習志野市茜浜3-7-1-2
敷地面積:6万7000平方メートル
従業員数:約150人
施設:部品センター、トレーニングセンター、テクニカルセンター、オフィス