スクロール360、通販ソリューション強化の拠点稼働

拠点・施設スクロール（浜松市中区）は17日、関東初となる物流拠点「スクロールロジスティクスセンターみらい」（SLCみらい）を茨城県つくばみらい市に竣工し、子会社のスクロール360（東京都品川区）が運営を開始したと発表した。

▲SLCみらい（出所：スクロール360）

SLCみらいは「物流の域を超えた次世代CRM物流を実現させる」（スクロール）ため、（1）保管効率を高めたストックエリア（2）配送リードタイムを最短にする当日入出荷クロスドックエリア（3）受注問合せ処理やコールセンター機能を持たせたインテリジェントエリア（4）データの管理・分析、画像分析による最適導線などのマーケティング機能（5）化粧品製造、ささげ（撮影、採寸、原稿作成）機能－－を備えており、同社は「象徴的物流センター」に位置付ける。

SLCみらいの稼働によって、同社がコントロールできるエリアに首都圏が加わり、既存の東海エリア3か所と関西エリア1か所の拠点と組み合わせて配送連携の最適化を進める。同社では「物流コストとリードタイムの最適化などのサービス改善を目指していく」としている。