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商船三井、コロナ想定見直し今期経常損失回避へ

2020年6月18日 (木)

財務・人事商船三井は17日、今期の通期業績予想を修正した。前回(4月30日)発表時点では、経常損益が100-400億円の幅で損失(前期経常利益551億円)を計上する見込みを示していたが、これを経常損益0円に上方修正する。

同社は、新型コロナウイルスの収束時期に応じた2つのシナリオを用意し、前回の業績予想を算出していたが、今回「改めて事業への影響を精査した結果、事態の推移は上限のシナリオに近い」と判断。これに足元の油送船市況を加味して上方修正に至った。

邦船3社では日本郵船も経常損益0円を予想しているが、川崎汽船は業績予想の発表を見送っている。