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ニチレイロジ、異常気象時の対応方針を策定

2020年7月2日 (木)

環境・CSRニチレイロジグループ本社は1日、異常気象時に同社が臨時休業や営業時間の変更を行う基準と、解消後の業務再開手順を定めたと発表した。

同社は、(1)鉄道の運休計画が発表されたとき(2)政府、気象庁、自治体から警報・避難情報が発表されたとき(3)台風の進路と規模により物流業務の遂行が困難と判断したとき(4)国交省が定めた「台風等による異常気象時下における輸送の目安」――のいずれかに該当し、相当な被害が予想される場合には、「従業員の安全確保と取扱貨物の保全を優先」し、臨時休業や営業時間の変更を行う。

状況が解消された場合には、従業員の安全確認と業務実施人員の確保、物流施設や機器の機能と安全確認、交通インフラ機能の安全確認――を済ませた後に業務を再開する。

国土交通省では、ことし2月末に異常気象時におけるトラック輸送の対応目安を発表。荷主に対し、台風などの安全を確保することが難しい状況下で、トラックドライバーに輸送を強要しないよう呼びかけている。

異常気象時の輸送に対応目安を設定、国交省