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滋賀近交運輸、ヘッド交換中継輸送で日帰り実現

2020年7月2日 (木)

認証・表彰滋賀近交運輸(滋賀県長浜市)はこのほど、滋賀・茨城間の日用品・フィルム製品輸送をトレーラーを用いた中継輸送に切り替えることで、日帰り運行を実現。国土交通省から5月29日付で物流総合効率化法の認定を受けた。

(出所:国交省)

同社グループはこれまで、10トントラックで滋賀県から群馬県までフィルム製品を輸送し、帰り便で群馬県から京都府まで日用品を輸送する運行体制をとっていたが、これにトレーラーを導入。東西の中間地点にあたる長野県でトレーラーヘッドを交換し、折返し運転を行うことで、ドライバーの日帰り運行を実現した。

この運行体制に変更したことで、車両の積載率が90%に向上し、ドライバーの運転時間は4097時間(47.2%)削減。CO2排出量も27.6%削減した。

同社はこれまでにも、静岡県を中継地点とする東京・大阪間の中継輸送を実施している。