アパレルロジザード(東京都中央区)は14日、同社のクラウド型倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO(ゼロ)」と、フレイトリンクスジャパン(大阪市中央区)のアパレル特化型販売管理システム「One’s Closet」(ワンズクローゼット)が標準連携したことを発表した。
「ワンズクローゼット」は、拠点ごとの在庫管理、売掛・買掛管理、受発注残・取置・委託残の管理、展示会受注、BtoB-EC機能など、アパレル企業の商習慣に沿った豊富な機能をクラウド上で提供。「ロジザードゼロ」は、前身がアパレル卸向けWMSだったことから、アパレル業界に親和性が高く、両者の標準連携が実現した。
現状は、商品マスタ、取引先マスタ、発注・入荷予定、入荷実績、受注・出荷指示、出荷実績――を対象にシステム連携しているが、今後もユーザーの意見を反映しながら拡張を検討していくという。
これまでの基幹システムは、自社サーバを必要とするオンプレミス型が多く、サーバを必要としないクラウド型でも業種・業態・商材に合わせて個別開発する必要があったため、基幹システムとWMSの標準連携には都度開発が付きものだった。