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五輪期間中の首都高夜間5割引、21年7月から

2020年7月17日 (金)

行政・団体国土交通省は17日、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中に夜間5割引、昼間は「マイカーなど」に限って逆に1000円を上乗せする首都高速道路の通行料金を認め、首都高速道路に事業を許可したと発表した。五輪期間が1年先送りになったことに合わせて適用期間を変更したもの。

期間限定のこの料金制度は、東京都・組織委員会がまとめた方針に基づいて首都高速道路が許可を申請していたもので、休日や開閉会式前後を含む期間に限り、昼間はマイカーの交通量を抑えて夜間にシフトを促し、大会運営に必要な物流車両などが円滑に通行できるようにする。

当初は「2020年7月20日から8月10日までと8月25日から9月6日まで」を想定していたが、大会の開催期間が1年先送りになったため「21年7月19日から8月9日までと8月24日から9月5日まで」に変更した上で、夜間はETC搭載車であれば車種を問わず料金を5割引きとしつつ、昼間に首都高速道路の都内区間を利用するマイカーなどに対しては、料金を1000円上乗せする。

昼間の料金上乗せ対象から除外されるのは事業用車両、物流車両、障害者、福祉車両、緊急車両。非ETC車については、夜間・昼間を問わず、すべての時間帯で料金上乗せの対象となる。