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全ト協「背に腹変えられぬ」、コロナ対策優先し助成金減額

2020年7月22日 (水)

行政・団体全日本トラック協会は22日、衝突被害軽減ブレーキ装置、安全装置、血圧計の導入促進助成事業と、トラック運転者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査助成事業、2020年度の実施内容を発表した。

例年なら4月1日頃に実施内容を公表してきたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、トラック運送事業者の事業継続が困難になることが懸念されたことから、マスク、体温計、点呼場のスクリーンなど、緊急で用意しなければならないものを対象とした特別予算を編成し、4つの助成事業については実施内容の発表先送りを余儀なくされていた。

予算面でも、助成事業に充てるはずだった資金を特別予算に投入した関係で、1年を通した助成事業の実施が困難となっていたため、全ト協は7月9日に開催した理事会で、「背に腹は代えられない」として、助成事業の予算減額を機関決定。

実施期間を「9月末までに導入したもの」のみに限定し、10月以降に導入したものについては助成の対象外とすることになった。

各助成事業の詳細は下記URLを参照。

■衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/brake20.html

■安全装置等導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/jyosei/anzen20.html

■トラック運転者の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」スクリーニング検査助成事業
http://www.jta.or.jp/rodotaisaku/Sas_jyosei/jyosei2020.html

■血圧計導入促進助成事業
http://www.jta.or.jp/yushi_jyosei/2020ketsuatsukei.html