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ANA・1Q、輸送量半減も貨物収入前年並み確保

2020年7月29日 (水)

財務・人事ANAホールディングスが29日に発表した2021年3月期の第1四半期(4-6月)連結決算によると、同社の貨物部門は新型コロナウイルスの影響で貨物スペース供給量が大幅に減少する中、緊急物資輸送需要の高まりを受けて、臨時便やチャーター機、旅客機による貨物臨時便運航などを積極的に展開。

国際線は有効貨物トンキロが前年同期比61.5%減の6897万トンキロだったにも関わらず、貨物収入は2.7%減の254億円にとどめた。国内線は、有効貨物トンキロが78%減の945万トンキロで、貨物収入は41.5%減の36億円だった。

ANAホールディング全体の売上高は75.7%減の1216億円、営業損益は1591億円の損失(前年同期162億円の利益)、最終損益は1088億円の損失(前年同期114億円の利益)。通期業績予想の公表は見送っている。