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内外トランス、輸出混載貨物伸びず2Q減収減益

2020年7月30日 (木)

財務・人事内外トランスラインが30日に発表した2020年12月期中間決算(連結)は、売上高が107億円(4.8%減)、営業利益が14.6%減の6億円、四半期最終利益は12.5%減の4億円となった。

政府の緊急事態宣言発令を受け、国内の経済活動が減退した影響で、主力の輸出混載貨物の取扱量が減少。売上原価率の上昇、販管費の増加もあって減収減益となった。

国内子会社では、輸入食材などを主力とするフライングフィッシュが緊急事態宣言中の巣ごもり消費の影響で、欧州からの輸入食材の取り扱いを大きく伸ばした。

海外現地法人では、韓国の倉庫事業が安定して推移している半面、多くの国でロックダウンが実施されたため、経済活動の制限を受けた。日本からの混載貨物が減少したこともあり、売上高は大きく減少し、各段階利益で減益となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/12/中間20/12/1Q19/12/通期19/12/3Q
売上高10,758 [-4.8%]5,397 [-2.3%]22,830 [-1.8%]17,006 [-0.8%]
営業利益613 [-14.6%]345 [16.2%]1,528 [-5.4%]1,091 [-0.6%]
最終利益439 [-12.4%]229 [13.4%]1,091 [-4.8%]781 [6.3%]
売上高営業利益率5.7%6.4%6.7%6.4%