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ピックゴーの軽ドライバー登録者が2万人突破

2020年8月3日 (月)

ロジスティクスCBクラウド(東京都千代田区)は3日、ドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」(ピックゴー)の軽貨物ドライバー登録者数が、7月末までの集計で2万人に達し、一般貨物自動車運送事業者の車両数も1万台を突破したと発表した。

2016年6月にサービスを開始したピックゴーは、20年2月に一般貨物までマッチングの領域を拡大した「PickGo一般貨物運送事業者版」の提供を開始。「運送会社の限られたリソースを最大限活用」することで、ドライバー不足の課題解決を目指した。

同社は「立ち上げから現在に至るまで、一貫して取り組んできたのは、3見て仕事を選べるシステムや、努力を可視化する評価制度、荷主が依頼するドライバーを選ぶエントリー制を採用し、早い者勝ちではなく努力するドライバーが正当に評価や報酬が得られ、仕事を獲得しやすい仕組みを構築した」と振り返る。

稼働当日に報酬を入金し個人事業主であるドライバーのキャッシュフローを改善するファイナンスシステムを実装し、4月には企業間配送が減少しCBcloud,ドライバーの救援策として、「PickGo買い物代行」を開始。仕事の供給量の増加や、荷物を運ぶだけにとどまらないサービスへと拡大した。

一般貨物自動車運送事業者への依頼では、運送会社側のタイミングで仕事を選択し受注できるシステムにより、空車回送率の低下や車両稼働率の向上など、効率的な配送を可能にし、受注した運送会社には他社への再委託を禁止、多重下請け構造を予防している。

8月からは、DRIVERの労働環境を改善する取り組みに着手。第1弾として、ピックゴーのドライバー評価制度を刷新する方針だという。