国際独トラックメーカーのマンは現地時間21日、700人を超えるドライバーの意見を反映した新しいトラックシリーズをホームページ上で紹介した。
同社は配送トラックなどに使用される「TGL」「TGM」「TGS」シリーズの新型車を開発するにあたり、ドライバーの職場にあたるキャブを改良。ドライバーが運転に集中できるよう、運転席周辺のディスプレイを見やすい場所に配置し、ステアリングハンドルを握りながら操作できる機能を追加・拡張したほか、あらゆる体格のドライバーが最適なポジションを確保できるシートや、90度まで開くことができるドア、飲み物などを収納できる冷蔵ボックス(オプション)を採用した。
また、車外からでもハザードランプや窓、助手席のドアロック、テールリフトを作動できる操作パネルをドアに取り付け、運転席に乗り込むことなく一定の操作ができる機能を取り付けた。
安全面では、追突を防ぐ緊急ブレーキアシストを全車に標準搭載。このほか、360度を俯瞰できるバードビューシステムやレーダーを使用したカメラシステムなどをオプションで用意している。