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乾汽船、4-6月期海運事業で売上上回る損失

2020年8月17日 (月)

財務・人事乾汽船が13日に発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、主力の外航海運事業でスモールハンディ船市況が悪化したとして、本業の儲けを示す営業損益が8億1200万円の損失となった。売上高は25.2%減(前年同期比)の42億9000万円、四半期最終損益は8億700万円の損失となった。

外航海運事業は部門売上高が33.8%減の11億200万円となったのに対し、売上を上回る11億7100万円の部門損失を計上した。倉庫・運送事業も新型コロナウイルスの感染拡大に伴う物流需要の減退が響き、5900万円の赤字に転じた。

通期は売上高181億6000万円(前期比16.6%減)、営業損失20億700万円、最終損失22億1800万円を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q20/3/中間
売上高4,290 [-25.2%]21,787 [-5.3%]16,452 [-4.5%]10,768 [-5.9%]
営業利益-812 [ - ]-884 [ - ]-506 [ - ]21 [31.3%]
最終利益-807 [ - ]80 [-87.5%]-236 [ - ]395 [ - ]
売上高営業利益率-18.9%-4.1%-3.1%0.2%