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物流施設サブリースのコマーシャル・アールイー、民事再生手続開始を申立て、負債150億円

2010年5月6日 (木)

拠点・施設CREのホームページ物流施設や商業施設などの不動産サービスを提供するコマーシャル・アールイーは5月6日、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立を行い、受理された。負債総額は約150億円。

 

同社は2010年3月期の第2四半期(2009年9月末)から債務超過に陥り、資金借入先の金融機関との協議でことし6月末までの返済猶予を認められていたが、「事業の継続に支障をきたすことなく弁済期にある債務を弁済することができないほか、支払不能に陥る可能性がある」として、抜本的な事業再建を図るため、取締役会で申立てを決議したもの。

 

東京地裁は6日に受理するとともに、保全処分と監督命令を発した。同社は今後、裁判所と監督委員による監督のもとでスポンサー選定を行い、事業再建に努める。スポンサー候補として「業務提携先である公共建物に支援を要請し、検討してもらっている」としている。

 

監督委員は東京丸の内・春木法律事務所の宮内勝之弁護士。