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イケバスで宅配、都が自動運転モデル2件の支援決定

2020年8月18日 (火)

行政・団体東京都から「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」を受託している日本工営(東京都千代田区)はこのほど、同プロジェクトの支援対象として2つの取り組みを決定したと発表した。

▲選定されたWILLERの「IKEBUS」(イケバス)

選定されたのはモビリティテクノロジーズ、ティアフォー、損害保険ジャパン、KDDI、アイサンテクノロジーの5社による「5Gを活用した自動運転タクシーの事業化に向けた運行管理実証」と、WILLER(ウィラー)による「地域の公共交通・サービスと連携した自動運転の実用化」の2件。

このうちウィラーのプロジェクトでは、まちなか交流バス「IKEBUS」(イケバス)などの公共交通と接続した運行、飲食・物販のネット注文・宅配サービス、大学向けサービスなどの実証を行い、2022年度中の事業化を目指す。

実験に使用する車両では、緊急時を除き、東池袋エリアで事前にマッピングしたルートの右左折、停止などをすべてシステムが自動で操作する。