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米Datumix、物流機器デジタルツイン開発で有望視

2020年8月24日 (月)

国際米Datumix(データミックス、カリフォルニア州ロングビーチ)の日本法人(東京都豊島区)は24日、米国本社が「物流業界の課題解決をサポートするデジタルツイン開発企業」で有望な4社に選ばれたと発表した。

デジタルツインは、現実世界に存在するものをデジタル空間でリアルに表現し、課題の解決を図る考え方で、豪州のデータサイエンス会社「スタータス・インサイツ」が、物流業界の課題解決に取り組むスタートアップ135社を分析し、4社を選んだ。

データミックスは、機械学習を組み合わせてアルゴリズム導入前にリアルタイムに機器の性能を監視できるデジタルツインを開発。AIと組み合わせた3Dモデルから、機器のメンテナンスに利用できるデータを生み出すという。

マテハン機器の高度化が進む物流現場の庫内作業や在庫処理にデジタルツインを導入することで「予測メンテナンス戦略が可能になり、ダウンタイムがなくなる」と期待する声もある。