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アトラックラボ、無人搬送車のベースロボット発売

2020年8月24日 (月)

サービス・商品アトラックラボ(埼玉県三芳町)は24日、無人搬送車のベースとなるローバー型ロボット「AT-CARTベーシック」(ATカート・ベーシック)の販売を開始すると発表した。

ATカートシリーズは、ブラシレスインホイールモーターを2基搭載し、80キロ以上を積んで輸送できるローバー型ロボットシャーシで、重量は片手で持てる10キロ。

▲AT-CARTベーシック(出所:アトラックラボ)

ブラシレスモーター、タイヤ、ブラシレスモータードライバーと、ラジコンプロポ、コンピューターなどに接続するカートインターフェースがセットになっており、物品搬送車、警備ロボット、除草材散布、消毒ロボットなどの開発向けプラットフォームとして利用できる。シャーシは、ミスミの30ミリ角フレームで組まれ、上部に多様な機器を組み込むことができる構造。

最高速度は時速8キロで、電源電圧は19-26V。リチウムポリマーバッテリーは6-7セルに対応する。最大垂直荷重は1輪あたり30キロで、4輪に均等に荷重がかかる場合、最大重量120キロまで積載できる。価格は18万円(税別)、シャーシは組み立て済み完成品。