ECアマゾンジャパンは24日、同社物流拠点のフルフィルメントセンター(FC)を、10月までに関東で4か所開設すると発表した。
8月26日に埼玉県久喜市で「アマゾン久喜FC」(15.2万平方メートル)を、10月7日に東京都府中市で「アマゾン府中FC」(3.1万平方メートル)を、10月28日に埼玉県坂戸市で「アマゾン坂戸FC」(7.8万平方メートル)を、10月28日に埼玉県上尾市で「アマゾン上尾FC」(9.1万平方メートル)を開設する。
このうち、坂戸FCと上尾FCでは、商品棚を持ち上げて移動するロボット「アマゾンロボティクス」を導入し、効率的な出荷を実現。4拠点には、従業員の健康に配慮したメニューを提供するカフェテリアや、リラックスするための工夫が施された休憩スペースを設置するほか、新型コロナウイルス感染症対策として、ソーシャルディスタンスの徹底、出勤時の検温や健康状態の確認など、徹底した予防対策を施す。
また、これまで全国のFCが実施してきた地域貢献活動を新拠点でも展開し、近隣の小学生に向けた施設見学会や物流に関する体験授業など、地元自治体や学校、企業などと連携した活動を推進していくという。