ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

バンテック、異常気象時の輸送停止基準を明確化

2020年8月28日 (金)

ロジスティクスバンテックは28日、異常気象時の輸送判断の基準として、国土交通省が発表した「輸送の安全を確保するための措置を講じる目安の設定」を採用すると発表した。

具体的には、気象庁の特別警報発令時や、1時間あたり50ミリを超える降雨、秒速30メートル以上の暴風――に当てはまることを目安として、輸送停止を判断する。

これまでの異常気象時には、荷主や協力会社と調整しながら一時的に輸送を停止をする場合もあったが、今後は国交省が定めた目安を基準として輸送実施・停止を判断することで、基準を明確化するとともに、ドライバーや荷物の安全確保につなげる。

異常気象に対しては、「予測できる段階から、できるだけ輸送の遅延なきよう取り組むが、予測を超える事態では、本社安全担当部署、この地域輸送担当部署が連携し、顧客・パートナー企業へ速やかに連絡して協力を仰ぐ」ほか、運行スケジュールを調整して物流の円滑な復旧に努める、としている。

異常気象時の輸送に対応目安を設定、国交省