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カインズ、建築プロ向け卸業態でシェア配送と連携

2020年8月31日 (月)

ロジスティクスセルート(東京都新宿区)は8月31日、同社のシェアリングエコノミー型配送アプリ「DIAq」(ダイヤク)とカインズの建築プロ向け会員制卸売業態「C’zPRO」(シーズプロ)のシステムを連携し、8月29日からシーズプロで購入した商品の当日配送サービスを開始した、と発表した。

ダイヤクが公開しているシステム連携用ツール(API)は、通販サイトやアプリにダイヤクの機能を組み込み、指定場所への当日配送や当日回収を1時間単位で依頼できる法人向けのサービスで、APIを通じてダイヤクに登録している7000人以上の配達員とつながることで、リアル店舗を「顧客接点」と「EC物流拠点」の両面で活用できるようになる。

会員は、例えば翌日使用する部材を前日に現場や自宅からスマートフォンで注文し、翌朝店舗で受け取ることができる。事前決済を選択した場合、キャッシュレスで商品をピックアップすることが可能で、毎朝の部材仕入れの手間と時間の短縮につながる。

店舗の営業時間内に商品の受け取りが難しい場合は、店外に設置された24時間受取可能な「ピックアップロッカー」に預けることで、いつでも商品を受け取ることができる。

店舗に寄る時間がない場合や、現場で部材が足りなくなった場合は、店舗から5キロ以内であれば有償で配送する「現場最短当日配送サービス」を利用することもできる。