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ラクスル「集計の誤り」と回答

実態より多く表示、ハコベルのトラック登録台数

2020年9月10日 (木)

話題ラクスルは10日、荷主とドライバーをマッチングする「ハコベル」事業について、6月11日に公表した決算説明会資料のうち、トラックの登録台数を訂正すると明らかにした。

2020年7月期第3四半期(3Q)末時点でハコベル事業に登録された車両台数は当初、1万9815台となっていたが、この日、同社が公表した開示資料では1万6189台と、これまで実際の台数より22.4%多く表示していたことを訂正した。

台数の誤表記は20年7月期第3四半期末時点だけでなく、18年7月期1Qから掲載されているすべての期間で、実際より多く表示。19年7月期4Qまでは正しい台数との誤差が5%を超えることはほぼなかったが、20年7月期1Q以降は11.5%(1Q)、18.9%(2Q)、22.4%(3Q)と、時期を追うごとに実態との開きが大きくなっていった。

登録台数は一般貨物トラックと軽貨物トラックそれぞれの台数も内訳として記載されており、特に一般貨物トラックは、20年7月期3Qの台数が実際は8175台であるにもかかわらず、1万2821台と1.5倍以上の台数を記載していた。

LogisticsTodayの取材に対し、同社の広報担当者は「集計作業の誤り」だったと回答したが、トラックと荷主のマッチングサービスにおける登録車両台数は、適切なマッチングを求める利用者にとって、サービスへの信頼度のアップダウンを左右する重要な指標だ。しかし、同社は「どのような集計の誤りだったのか」との問いに「開示していない」と明言を避けた。

また、この数字が荷主やドライバーにとって、ハコベルを利用する際の判断材料の一つになりえることを指摘した上で、「今回の訂正をどのように受け止めているか」と尋ねたが、「今後も正しい数字を開示していきたい」「事業が順調に成長している事実に変わりはない」と回答。今回の訂正が利用者の判断に影響を及ぼした可能性のあることには触れなかった。