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運行管理者試験にCBT方式導入、新型コロナ対策

2020年9月15日 (火)

行政・団体国土交通省は、運行管理者試験にコンピュータを利用した試験方式(CBT方式)を導入する。これに伴い、省令である貨物自動車運送事業輸送安全規則と旅客自動車運送事業運輸規則を10月下旬にも改正する。

現行規則では「筆記」の方法で行うことが定められているが、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、試験会場で受験者間の距離を確保するために試験室数を増やす必要があり、それに伴って試験監督員の増員、実施経費の増加が見込まれ、現在の試験手数料では経費をまかなうのが難しくなっている。

そこで、試験実施経費の削減と受験者の利便性を改善するため、従来の試験方法に加え、コンピュータを利用して実施するCBT方式の導入方針を固めたもの。

CBT方式は、マウスやキーボードなどを用いてコンピュータに表示された試験問題に解答する試験の実施方法。