M&ASGホールディングス(HD)は7日、子会社のSDトランスライン(東京都江東区)を通じて、一般貨物運送事業などを手がけるディーライン(江戸川区)とそのグループ6社の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。取得額は非公表。グループの幹線輸送体制の維持とサービスインフラの安定化を図る。
ディーラインは、佐川急便の宅配便事業の主要な幹線輸送の委託先で、取引高は売上の半分を占める。SGHDは、幹線輸送とラストワンマイルの両面でネットワーク連携を強化する方針を掲げており、今回の買収をパートナー企業の事業承継や輸配送効率化への対応策と位置づける。
SDトランスラインは、パートナー企業との協業やネットワーク安定化を目的にことし8月に設立された新会社。SGHDは「輸配送の基盤を支えるパートナーとの連携をさらに深め、持続的な物流体制を確立する」としており、今後もM&Aや協働を通じたネットワーク再編を進める方針を示している。
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