国交省、タクシー配送恒久化に対する意見公表

行政・団体国土交通省はこのほど、タクシーによる食料・飲料の貨物運送を恒久化に向けて実施していたパブリックコメントの募集結果を公表した。8月21日から30日までの間に51件の意見が寄せられた。

意見の中には、タクシー配送について「恒常的な制度」とするよう求める意見だけでなく、既存の貨物自動車運送事業への影響や乗務員教育、衛生管理責任などの負担を踏まえ、「貨物自動車運送事業者以外の事業者による貨物配送事業への参画を容認するための通達の制定について反対する」との意見もあった。

こうした反対意見に対し、国交省は、「貨物自動車運送事業法の許可を取得して、一定の安全管理など関連の措置を講じる」ことを前提としながらも、これまでの特例措置期間中に「特段大きな問題は生じなかった」ことを根拠に、に恒久化を認めることとした。

■パブリックコメントの結果
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155200922&Mode=2

国交省がタクシー配送恒久化、要件に貨物事業許可