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WNI、物流活用可能な気象IoTセンサー発売

2020年9月17日 (木)

サービス・商品ウェザーニューズは17日、高性能気象IoTセンサー「ソラテナ」の法人向け販売を開始した。風向・風速・雨量など8要素を1分ごとに観測し、そのデータを活用できるようにするサービスで、「ドローンを使った物流配送」や遠隔監視業務などへの活用を見込む。

ソラテナは小型・軽量・省電力を特徴とするIoTセンサーで、データ通信にIoT向けのSIMを用いるため、全国の幅広いエリアで高性能な気象観測機として利用できる。

観測データはクラウドへ保存され、システム連携ツールを用いて提供。データの閲覧や保存だけでなく、顧客がアプリケーションやシステムに組み込んで利用できる。すでにKDDIによるドローンの安全運航管理やレグミンによる農作業ロボットを用いた農作物への農薬散布と生育管理で利用が始まっているという。

このサービスを利用することで、ドローンの運航事業者はタブレットを通して観測データをリアルタイムに確認できるようになる。風速が基準を超えている場合は落下のリスクを考慮し、風が弱まるまで待機するなど、観測データをもとにした安全対策に有効。

▲ソラテナ