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ロボット遠隔制御のキビテクが第三者割当増資

2020年9月18日 (金)

サービス・商品ロボットの高度自律型遠隔制御システム(HATS)の開発、ロボット用制御ソフトウェアの受託開発を手がけるキビテク(東京都品川区)は18日、シンク・アイ・ホールディングス、匠、ウイルテックの3社を引受先とする6840万円の第三者割当増資を実施した、と発表した。

キビテクは、さまざまな高難度の業務への自律ロボットの導入を促進するために、自律ロボットに搭載されたAIを遠隔オペレータが効率よくアシストすることで「常識を扱えない」「大量の事前知識を必要とする」といったAIの課題を克服する高度自律型遠隔制御システムの開発を進めている。

調達した資金は遠隔アシスト機能を実現するためのソフトウェア開発とオペレーションセンター体制の構築などに充てる。

同社の高度自律型遠隔制御システムは、遠隔オペレータが簡単な操作で要点のみをロボットに指示することで、一人が担当できるロボット台数を格段に多い状態で運行できるようにするもので、停止したロボットの復旧対応を効率的に行うことができる。