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国内初のLNG供給船「かぐや」、10月から業務開始

2020年9月23日 (水)

環境・CSR日本郵船、川崎汽船、JERA、豊田通商など4社はこのほど、4社が出資する合弁会社「セントラルLNGシッピング」向けに建造された国内初のLNG(液化天然ガス)バンカリング船の命名式を香川県の川崎重工業坂出工場で行い、日本最古の物語として知られる竹取物語にちなみ「かぐや」と命名したことを発表した。

重油の代わりにLNGを燃料とするLNG燃料船の導入は、排出ガス規制への有力な対応策として世界的に進められており、「かぐや」は桟橋に係留中または錨泊中のLNG燃料船に横付けするシップトゥシップ方式による、燃料供給を行う。

同船は、実際にLNGを使用した運用試験を経て引き渡され、10月以降はJERAの川越火力発電所(三重県)を拠点に、中部地区で燃料供給業務に従事する。

供給体制のイメージ(出所:日本郵船)