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大和ハウス、12.6万m2「DPL横浜戸塚」着工

2020年9月28日 (月)

▲竣工イメージ(出所:​大和ハウス工業)

拠点・施設大和ハウス工業は28日、横浜市戸塚区のブリヂストン旧横浜工場跡地で、10月1日から次世代型物流施設「DPL横浜戸塚」を着工すると発表した。2022年6月竣工、7月入居開始を目指す。

同施設は、横浜新道上矢部インターチェンジ(IC)から4キロ、横浜横須賀道路日野ICから4.5キロに位置し、東名高速道路や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)にアクセスしやすい立地。2025年度には、施設から1.2キロの場所に圏央道戸塚IC(仮称)が開通する見込みとなっている。

建屋は、延床面積12.6万平方メートルの地上4階建てで、最大16テナントが1区画6670平方メートルから入居可能。大型物流施設の圧迫感を緩和させるため、壁面を空に向かって明るいグラデーションにして空の色と馴染ませ、建物を小さく見せる工夫をしたり、隣を流れる柏尾川の桜が見渡せる屋外デッキや施設内のカフェテリアを地域住民に開放したりして、周辺環境に配慮した。

▲保育施設イメージ(出所:大和ハウス工業)

テナント企業従業員の働き方改革支援も重要視しており、従業員専用の保育施設やコンビニエンスストア、休憩スペースのほか、全館空調設備を設置する。

首都圏の市街地周辺では、大型の倉庫用地は少なく、横浜の市街地に位置する同施設は希少性が高い。1フロアの賃貸面積が1万3037平方メートルと、市街地に建築される施設としては有数の大型施設となる。

施設の概要
名称:DPL横浜戸塚
所在地:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町775
交通:横浜新道上矢部ICから4キロ、横浜横須賀道路日野ICから4.5キロ、JR東海道線・横浜線・湘南新宿ライン・横浜市営地下鉄戸塚駅から2.7キロ(車で10分)
敷地面積:5万6373平方メートル(1万7052坪)
建築面積:3万2766平方メートル(9911坪)
延床面積:12万6155平方メートル(3万8162坪)
賃貸面積:10万7867平方メートル(3万2629坪)
構造・規模:RCS造(柱RC+梁S)、免震構造 、地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:横浜戸塚施設開発特定目的会社
設計・施工:三井住友建設
着工:2020年10月1日
竣工:2022年6月
入居:2022年7月