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運賃指数に下げ止まり感、成約しやすい環境に

2020年10月5日 (月)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)と日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)が5日発表した求荷求車情報ネットワーク「ウェブキット(KIT)」の成約運賃指数によると、2010年4月の運賃を100とした場合の9月の運賃指数は、8月に比べて1ポイント減、前年9月との比較では14ポイント減の117となった。

2019年9月から13か月連続でマイナス(前年同月比)を記録したが、月次推移は6月の111を底に113(7月)、118(8月)、117(9月)と下げ止まり感がみられる。

月末時点の求車登録件数は7万8334件で、前年9月実績に比べて46.1%減少、成約件数は2万2120件で、成約率は28.2%(前年同月比12.6P増)となった。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、求車情報(=荷物情報)は大幅な減少傾向を続けており、「コロナ前」に比べて大幅に成約しやすい環境となっている。