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日通総研、ムダなフォーク可視化ツール改良

2020年10月6日 (火)

サービス・商品日通総合研究所(東京都港区)は6日、倉庫・工場内のフォークリフトの稼働状況を可視化し、「本当に必要なフォークリフトの台数」を算出する同社開発のツール「ろじたんフォーク」向けの機能拡張機器として、積載センサー付きビーコン(測距ビーコン)をアプリックス(新宿区)と共同開発したと発表した。これに伴い、料金体系を顧客の用途に合わせて4種類のプランにパッケージ化した。

ろじたんフォークは、日通総研が2018年に提供を開始した、倉庫内の情報をデータ化する「ろじたん」の関連サービスで、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化することで、フォークリフトの「ムダ」が把握できるようにする。

倉庫内に位置ビーコン、フォークリフトに測距ビーコンと搭乗ビーコンを設置し、そこから得られるデータを収集・分析することで、フォークリフトの稼働率や積載率(空走行の比率)、作業導線――などを把握し、フォークリフトの適正台数の算出、削減の合理化検討に役立てることができる。

今回の改良では、従来比で5分の1にコンパクト化したほか、バッテリーの持続時間を3週間から3か月に伸ばし、これまで取り付けが難しかった場所にも取り付けられるようにした。これにより「ほとんどの型のフォークリフトに対応し、屋外での計測も可能となった」という。

■ろじたんフォークの詳細
https://www.logitan.jp/fork