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商船三井、モーリシャス支援の助成対象PJを決定

2022年5月12日 (木)

▲マングローブの保全に関する活動のイメージ(出所:商船三井)

環境・CSR商船三井は12日、モーリシャスに対する環境回復と保全・社会貢献活動の一環として2021年11月末に設立した「公益信託商船三井モーリシャス自然回復保全・国際協力基金」が、ことし3月に開催した運営委員会で初年度の助成対象プロジェクト(PJ)を決定し、助成金の給付を開始したと発表した。

商船三井は2020年8月に、チャーター契約を結んでいた貨物船がモーリシャス沖で座礁し、石油流出事故を起こした。以来、同国における環境回復保全・地域社会貢献への取り組みを推進している。

基金は、モーリシャスの自然環境や生態系の回復・保全、観光や文化教育など地域社会に関する活動について、1年から5年にわたる大規模なプロジェクトを支援する目的で設立した。初年度に応募があったのはモーリシャスの団体や日本の研究機関、大学など。委員会による選定の結果、「自然環境回復保全プロジェクト」6者、「地域社会貢献プロジェクト」5者の計11者に資金提供を決定した。助成金の総額は1億円ほどで、最終的には5億円の拠出を想定する。