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京急線事故の運送会社に60日の事業停止命令

2020年10月8日 (木)

行政・団体関東運輸局は8日、昨年の京急線踏切事故で立ち往生したトラックが所属する運送会社に対し、60日間の事業停止を命じた。

処分を受けたのは、代表者が同じ人物の金子運輸流通倉庫(千葉県香取市)と金子流通サービス(同)の2社で、ともに60日間の事業停止処分のほか、金子運輸流通倉庫は延べ50日間、金子流通サービスは延べ90日間の車両使用停止処分も受けることになった。

この事故を受け、関東運輸局は金子流通サービスの本社に2019年9月5日、6日、11日、12月16日と4回にわたって立入検査を実施。9月11日と12月16日は金子運輸流通倉庫の本社と旧茨城営業所も立入検査の対象とした。

この結果、金子運輸流通倉庫の本社で乗務時間告示の遵守違反など6件、茨城営業所で7件、金子流通サービスでは12件もの貨物自動車運送事業法違反を確認し、事業停止処分の基準に達した。