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新型コロナの影響で用途拡大

伊香保温泉の旅館、荷物搬送・配膳でキャリロが活躍

2020年10月9日 (金)

サービス・商品ZMP(東京都文京区)は8日、物流支援ロボット「キャリロ」(CarriRo)が伊香保温泉旅館「ホテル天坊」で顧客の荷物を車からロビーまで非接触で搬送する手段に採用されたことを発表した。

ホテル天坊では、運搬作業の効率化・負荷軽減を目的として2018年10月から、宴会場で料理の配膳・運搬作業向けに6台のキャリロを導入。通路をフラットにする改修工事もあり、従来の半分の回数で運搬作業を行い、同時に負荷軽減も実現した。

新型コロナウィルス感染症が拡大してからは、宴会場の利用頻度の減少に伴いほかの運用も検討、感染症対策に配慮しながら従来のサービスが維持できるよう考え、非接触で荷物を搬送する手段に活用することにした。

同ホテルは「客室までの荷物搬送や宴会場以外のレストランでの料理の運搬などにも活用の範囲を広げたい」としている。

■物流支援ロボット・キャリロ(CarriRo)の導入事例「ホテル天坊」