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川崎重工、LPG運搬船「ガスプラネット」引渡し

2020年10月19日 (月)

ロジスティクス川崎重工は16日、レプタシッピング社向けに8万4000立方メートル型LPG運搬船「ガスプラネット」を引き渡した、と発表した。

同船は、従来の8万2200立方メートル型の船型を大きく変えることなく、カーゴ容積を8万4000立方メートルに拡張した新開発のLPG運搬船の1番船で、従来船と同じ基地に入港可能、かつ高い安全レベルが要求される国際ガスキャリア(IGC)コードに準拠しているのが特徴。

環境面では、国際海事機関の窒素酸化物3次規制に対応したシステムを採用し、主機関には排ガス再循環、発電機関には選択式還元触媒脱硝装置を適用。このシステムにより、排出規制海域を航行することができる。

■ガスプラネットの概要
全長:299.9メートル
幅(型):37.2メートル
深さ(型):21.9メートル
満載喫水(型):11.54メートル
総トン数:4万9231
載貨重量:5万5432トン
貨物倉容積:8万4178立方メートル
主機関:MAN B&W 7S60ME-C10.5 ディーゼル機関×1基
乗船定員:35人
船籍:パナマ