国際独ダイムラーは現地時間27日、フレートライナーブランドの大型トラック「カスケディア」に、米アルファベット傘下のウェイモが開発する自動運転技術を搭載し、今後数年のうちに自動運転レベル4の大型トラックを北米の顧客に提供すると発表した。
ウェイモは、グーグルから分社化した自動運転車の開発企業で、これまでに米国内の25都市で3200万キロメートル以上の公道実証を行っている。ダイムラーは、ウェイモが開発した自動運転システム「ウェイモドライバー」を、長距離輸送向けの大型トラック「カスケディア」に搭載し、今後数年のうちに米国市場に投入。北米以外の市場やフレートライナー以外の商用車ブランドに展開することも検討していくという。